日野江城跡

エリア
南島原市
カテゴリー
歴史・文化

キリシタン大名有馬氏と宣教師との交流の舞台

健保年間(鎌倉時代)に4代有馬連澄により標高80mの小高い山頂に築城された平山城で、戦国時代のキリシタン大名であった有馬晴信の居城跡です。

晴信は、日本で初めてヨーロッパの中等教育機関『有馬セミナリヨ』を設置しました。

※セミナリヨ→キリスト教の学校。現在でいう中学校にあたる。

ローマに派遣された天正遣欧少年使節団も、この学校から選ばれました。

宣教師ルイス・フロイスは、城の様子を「この建物の美しくみやびやかなたたずまいを一同は気に入った。大小の部屋はすべて黄金の品や典雅で華麗な絵画で飾られていた。この屋敷は最近、有馬晴信の手で建てられ、見事な出来栄えとなった城郭の中にある。その城郭を見たポルトガル人たちは、日本にこれほど壮麗な建造物があるなど考えてもみなかった。」と書き記しています。

城跡からは、貿易の足跡を確認できる陶磁器や、豊臣秀吉との関係を語る金箔瓦が出土しています。

基本情報

住所
長崎県南島原市北有馬町戊2444
駐車場
本丸登り口側と大手門側に駐車可
※本丸登り口側は小型バスは可、大型バス侵入不可
※大手門側は大型バス駐車可
ウェブサイト

※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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