原生沼沼野植物群落
国指定天然記念物
雲仙温泉街から徒歩数分のところにある原生沼に群生する植物群です。
原生沼は雲仙温泉街の一隅、絹笠山の東麓にある面積約1.2haの小湿原にあります。
湿原群落は大別するとシカクイ群落・ハリミズゴケ群落・オオミズゴケ群落でこの順に乾燥化していて一番乾いたところはウンゼンザサ群落となっています。
湿原全体としては,ヨシ・ヒメゴウソ・カサスゲ・ススキが優勢であります。ここは北方系のカキツバタの九州で数少ない野生地でそれは殆どハリミズゴケ群落の中に限られています。
オオミズゴケ群落の中にはヒメミズゴケが混じるところがあり、乾燥のすすんだところには、ミヤマキリシマ・ウンゼンザサ・ウマスギゴケが生えています。
レンゲツツジやヤマドリゼンマイも生育しています。この原生沼付近では、全く噴気活動が見られない湿原となっていますが、以前は、雲仙地獄の「大叫喚地獄」のように活発な噴気活動を起こしていました。
このことから、地熱地帯は、徐々に東に移動していると考えられています。
原生沼は雲仙温泉街の一隅、絹笠山の東麓にある面積約1.2haの小湿原にあります。
湿原群落は大別するとシカクイ群落・ハリミズゴケ群落・オオミズゴケ群落でこの順に乾燥化していて一番乾いたところはウンゼンザサ群落となっています。
湿原全体としては,ヨシ・ヒメゴウソ・カサスゲ・ススキが優勢であります。ここは北方系のカキツバタの九州で数少ない野生地でそれは殆どハリミズゴケ群落の中に限られています。
オオミズゴケ群落の中にはヒメミズゴケが混じるところがあり、乾燥のすすんだところには、ミヤマキリシマ・ウンゼンザサ・ウマスギゴケが生えています。
レンゲツツジやヤマドリゼンマイも生育しています。この原生沼付近では、全く噴気活動が見られない湿原となっていますが、以前は、雲仙地獄の「大叫喚地獄」のように活発な噴気活動を起こしていました。
このことから、地熱地帯は、徐々に東に移動していると考えられています。
基本情報
- 住所
- 〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙
- 電話番号
- 0957-73-3636(雲仙お山の情報館)
- アクセス
- 島原駅から車で約35分
- ウェブサイト
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。