買って帰ろう!島原半島の定番&おすすめお土産

島原半島観光を思い切り楽しんだあとは、大切な方へはもちろん、自分用のお土産購入もお忘れなく。こちらでは島原半島イチオシの各種おみやげを大公開。

島原手延べそうめん、湯せんぺい、かんざらしなど旅行中に食べたあの美味しさをご家庭でもお手軽に!また、食べ物以外の注目アイテム、フェイスマスクや和ろうそくはちょっと特別な記念品にピッタリ。

島原半島の思い出をより輝かせるお土産選びのヒントが満載です。

買って帰ろう!島原半島の定番&おすすめお土産

島原手延べそうめん

島原手延べそうめん、通称「島原そうめん」は雲仙の麓から流れる綺麗な水と上質な小麦粉から作られ「つるつる感」と「もちもち感」が格別。主要な産地南島原市は、全国の手延そうめんの約30%を製造する「そうめんのまち」として知られ、受け継がれた伝統の職人技を今に残しています。12の工程に及ぶ手作業により、時間をかけて丁寧に熟成させることで手打ちや機械麺と異なる独特の「こし」と「粘り」を生み出しており、そのきめ細やかな麺肌の舌ざわり、歯ざわり、のど越しは天下一品。

暑い夏に冷やしていただくのはもちろん、寒い季節には温麺や釜揚げ、そうめんチャンプルーのように炒めても美味しくお召し上がりいただける万能食材。長期保存できる乾麺なので、ご自宅でいつでも島原旅行気分を味わえます。

自家製手延べめんを揚げたスナック「あげとっと」とは?

"あげとっと"とは九州の方言で「あげて(揚げて)います」という意味。手延べ麺を植物性の油で揚げており、カリッ&サクッっとした歯ごたえの「そうめんスナック」は、小さなお子様から年配の方まで美味しくお召し上がりいただけます。生産者は南島原市の野内(のうち)製麺。手延べ製法にこだわり、「手延べそうめん手作り体験」も受け入れている注目の製麺所です。南島原観光の際には、ぜひご予約のうえ、体験プログラムへご参加ください。

自家製手延べめんを揚げたスナック「あげとっと」とは?

みんなに喜ばれる定番銘菓

旅行のお土産といって最初に思い浮かぶのはやっぱりお菓子でしょう。温泉水を利用した湯せんぺいなど、島原半島ならではのストーリーやこだわりの原料で有名な銘菓をはじめ、職場や友人への配りものに便利な個包装のお菓子など、多彩な選択肢をご紹介します。

湯せんぺい
湯せんぺいとは、小麦粉、砂糖、卵、重曹に温泉水を加えて練り上げた、ほんのり甘いサクッと香ばしい、ウエハースのようなお菓子で、旅情を掻き立てるレトロな商品パッケージも印象的です。明治初期、旧島原藩主松平公が考案したものと言われ、「食べる温泉」とも言われることから、雲仙温泉や小浜温泉のお土産に最適。そのまま食べるほか、アイスクリームにトッピングしても美味しく召し上がれます。
湯せんぺい
ざぼん漬け
「ざぼん」という果物をご存知でしょうか?中国や東南アジア原産の柑橘類で、日本では長崎に初めて持ち込まれたとされ、1個の重さが2kgにもなる大きな果物です。ざぼん漬けは、その皮を糖蜜でじっくりと黄金色に炊き上げたお菓子で、外はシャリッと、中はゼリーのような食感に、爽やかな香りとともに口の中に広がる甘さとじんわりとしたほろ苦さが特徴。そのまま食べるほか、ヨーグルトや、焼き菓子に混ぜるなどの食べ方も好評です。皆様もアレンジレシピに挑戦してみては?
ざぼん漬け
チェリー豆
創業大正三年(1914年)、藤田チェリー豆総本店の看板商品「チェリー豆」は島原の湧水を使用して作られるそら豆の揚げ菓子で、100年以上にわたり愛される地元の銘菓。生姜風味のラッキーチェリー豆のほか、うに豆、のり豆、季節限定フレーバーなど複数種類があり、どれにするか迷ってしまうお客様も多いとか。そんなあなたは全種類大人買い、お茶菓子やおつまみとして皆でわいわい、食べ比べもいいですね。
チェリー豆
クルス
薄焼きのせんぺいに生姜の香りが広がるホワイトチョコレートをはさんだ長崎銘菓。クルスとは、ポルトガル語で「十字架」を意味する言葉で、せんぺいには十字架が刻まれています。商品開発当時、小浜周辺が生姜の産地だったことから、ホワイトチョコレートにジンジャーを加えたところ、「和でも洋でもない」唯一無二の美味しさを引き出すことに成功しました。定番クルスに珈琲やいちご味を詰め合わせた商品もあり、小分け包装なのでお配り物にもおすすめ!
クルス
かすまき(とらまき)
長崎県といえばカステラで有名ですが、島原半島にはザラメでコーティングしたカステラ生地であんこを包んだ郷土菓子「かすまき」があります。小豆あんの他、白あん、うぐいすあんを使ったものや、トラの模様の焼き目をつけたカステラ生地を使った商品も。いろいろ食べ比べて、職人の個性やこだわりを見極めつつ、お気に入りの一品をみつけましょう。
かすまき(とらまき)

まだあります、試してほしいカステラ

2月~3月頃、桃の節句の時期に長崎県内で期間限定販売される「桃カステラ」。桃は古くから長寿の縁起物とされており、カステラのうえに桃をかたどったフォンダン(糖蜜)が乗っているものが主流で、食べるのがもったいないほどの可愛らしい見た目。島原市内の菓子店も、様々な趣向を凝らしたオリジナル商品を作っているので、この時期に旅行する方はおどうぞ見逃しなく。

まだあります、試してほしいカステラ

かんざらし

島原半島の伝統的な冷製スイーツ「かんざらし」はもう予習済みでしょうか。白玉粉で作った小さな団子を島原の湧水で冷やし、砂糖や蜂蜜などで作った特製の蜜をかけたもので、つるんとした喉越しと優しく素朴な味わいが特徴。島原城周辺散策の休憩時に召し上がる方も多いこの郷土菓子、実はお土産用商品も充実しており、常温でそのまま食べられるもののほか、冷凍品、手作りキットになったものまでございます。ご自宅でも島原流ひんやり和スイーツを手軽にお楽しみください!

「水の都」と呼ばれる島原市には湧水スポットがたくさん、マイボトルでのお持ち帰りも大歓迎!

「湧水を楽しみながら街中を散策する」を念頭に、湧水を活かした落ち着きと風情のある街並みづくりを行ってきた島原市。現在市内には70ヵ所を超える湧水地があり、その湧水量は一日20万tとも。水温は15℃前後、炭酸ガスやミネラルを程よく含み、「島原の水はおいしい」と評判です。

街歩きの途中で喉を潤すのはもちろん、ご自宅でも名水を楽しめるよう、空のペットボトルをご持参してみては?


「水の都」と呼ばれる島原市には湧水スポットがたくさん、マイボトルでのお持ち帰りも大歓迎!

溶岩焙煎珈琲

島原半島ジオパーク観光のお土産なら、ロゴマーク入りの「溶岩焙煎珈琲」がおすすめ。平成新山と雲仙岳の溶岩石を用いて、遠赤外線の輻射熱で時間と手間をかけて低温焙煎しており、マイルドで飲みやすく、コーヒーが苦手な人にも好まれるすっきりとした風味が特徴。また有明海の海水から精製した塩を溶岩石に塗布し、珈琲豆を焙煎した「塩珈琲」は、ミネラルたっぷりで、酸味やクセのない仕上がり(塩の味はしないのでご安心を)。ご自宅でのコーヒーブレイクでも、雲仙岳の光景が再び目に浮かびます。

「温泉美人」フェイスマスク

温泉好きや、美容に関心の高い方へのお土産なら、雲仙温泉郷3湯の源泉を贅沢に50%も配合したフェイスマスクがおすすめ。 「島原美人」はクレンジング作用の「炭酸水素塩泉」、「雲仙美人」はメラニン分解を助ける「硫黄泉」、「小浜美人」は塩パックのような「塩化物泉」と、それぞれ泉質が異なるため使用感にも違いがあるそう。せっかくなら3種全部を買って美容効果を比べてみたいところ。個包装になっているのでグループ内で配るお土産としても便利です。


しまばら和ろうそく

より特別な島原半島土産をお探しなら、今では全国にもわずかしか残っていない製蝋所が作る、櫨(ハゼ)の木の実から搾った自然の油が原料の「和ろうそく」はいかがでしょうか。

石油を使わない植物性の素材は「洋ろうそく」に比べ、環境にもやさしく、すすや匂いも少ないほか、炎の揺らめきが大きく美しく、神秘的。癒し効果も抜群で、普段使いはもちろん、ヨガやバスタイムなどにも最適です。

自分で作った和ろうそくをお土産に!和ろうそく作り体験に参加しよう。

「しまばら和ろうそく」は島原市の製蝋所、本多木蝋工業所で製造されています。「日本一海に近い駅」島原鉄道大三東駅から徒歩約10分のロケーション。日本で唯一「玉締め式圧搾機」を使い、昔ながらの技法で木蝋(和ろうそくの原料)を作り続けており、伝統継承のため櫨の植林や文化体験プログラムにも積極的に取り組んでいます。

和ろうそく作りや絵付け体験に参加し、世界に一つだけの記念品を作ってみませんか。


自分で作った和ろうそくをお土産に!和ろうそく作り体験に参加しよう。

島原半島土産を買うならここが便利!

「旅行中にお土産を買うと荷物になってしまう・・・」といったお悩みをお持ちの方は、行程終盤に買い物スポットを組み入れたり、帰路への道中にお土産屋さんに立ち寄ることをおすすめします。旅行なかばでの心配事がなくなれば、フットワークも軽く、観光地巡りを楽しめますよ!


道の駅 ひまわり
島原半島唯一の道の駅「ひまわり」は南島原市深江町にあり、地元の新鮮な野菜や果物のほか、手延べそうめんや雲仙ハムなどの加工食品等、島原半島ならではの特産品が勢揃い。9時~18時までお買い物をすることができます。平成2年(1990年)の雲仙岳噴火災害で被災した家屋が保存されている、土石流被災家屋保存公園に隣接しているので、防災学習を兼ねて訪問してみては?
道の駅 ひまわり
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島原城本丸売店・城の茶屋
島原城天守閣の目の前、天井が高く吹き抜けた開放感あふれる売店には、長崎名物カステラをはじめとする菓子類や冷凍食品、伝統工芸品、観光地定番のキーホルダー、コスメグッズまで、旅の記念にぴったりの品々を豊富にラインナップ。飲食コーナー(城の茶屋)では、島原名物「かんざらし」や郷土の味「ろくべえ」「にゅうめん」などをいただくことも。旅行の締めくくりに島原城を訪れ、天守閣最上階から島原を見渡したあとは、お買い物&モグモグおやつタイムを心ゆくまでお楽しみください。
島原城本丸売店・城の茶屋
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島原港ターミナル
島原市下川尻町にある島原港には、熊本市及び大牟田市へのフェリーが発着しており、お土産コーナーも充実。島原観光を終えて、熊本県、福岡県方面へ出発する方は、乗船前にさくっとお買い物ができます。ちなみにターミナルの近くには、島原温泉泉源公園足湯(無料)もあるので、船出前に歩き疲れた足をリフレッシュしてみては。
島原港ターミナル
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多比良港ターミナル
雲仙市国見町にある多比良港には、島原半島と熊本県の長洲港を結ぶ有明フェリーが発着。雲仙地獄からは車で約35分、パワースポットとして知られる岩戸神社からは車で約15分の距離にあり、島原港に比べ長崎市方面とのアクセスが便利。多比良特産の蒲鉾屋さんの商品をはじめ、長崎県の各種銘菓などを取り揃えています。
多比良港ターミナル
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まとめ

以上、島原半島のお土産特集、皆様の旅の豆知識ゲット、おみやげ選びのお役に立てましたでしょうか。

ぜひたくさんの特産品をお持ち帰りいただき、ご自宅でも島原半島を思い出したり、島原ならではの味や伝統を大切な方とシェアしていただければ幸いです!


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