島原半島 -島原半島公式観光サイト-

名将加藤清正によって慶長4年（1599年）から約7年の歳月をかけ築城された熊本城。周囲5.3㎞、総面積98haに及ぶ広大な城郭のなかに、当時は天守3、櫓49、櫓門18、城門29の構えを持ったとされ、石垣や自然の地形を利用した独特の築城技術を現代でも垣間見ることができます。西南戦争や熊本地震といった波乱を乗り越えた歴史にも心が震えます。

江戸初期の寛永9年（1632年）、肥後細川家・初代熊本藩主忠利公が御茶屋を建てたのが始まりとされ、三代目・網利公の時に完成しました。阿蘇の伏流水が湧き出る池を中心に、築山、松などを眺めながら優雅な散策を楽しみましょう。「能楽殿」や「古今伝授の間」などの建築物も大変趣があります。

ランチやお土産選びは便利な駅ビルにお任せ。熊本駅前の「アミュプラザくまもと」はファッションからグルメ、雑貨など多彩なラインナップをそろえた９階建ての大型商業施設。また「肥後よかモン市場」は熊本駅構内1Fにあり、熊本ラーメンはじめ、馬肉料理などご当地グルメの飲食店やお土産屋さんが充実。食事も買い物も効率的に回りましょう。

島原半島観光に繰り出す前に足の疲れを癒やしておきましょう。島原温泉１００％掛け流しとなっており、神経痛、冷え性、関節痛、末梢循環障害などに効果があるとか。24時間無料で利用できることもあり、フェリーの利用者はじめ、地元の人々も多数訪れる憩いの場です。

1618年から7年余りの歳月をかけて築かれた島原城は島原市のシンボルです。天守閣は「キリシタン史料」はじめ、「郷土資料」「民俗資料」などを展示する資料館となっており、最上階に登れば島原市街はもちろん有明海、熊本までを一望することも。1日のうちに海を挟んで2つの城巡り、生涯忘れられない思い出になることでしょう。

四方の眺望に優れていることに由来し名付けられた「四明荘」は、「鯉の泳ぐまち」の一角にある注目スポット。屋敷の正面と左側面が池に張り出す形となっており、室内から外を見渡すとまるで座敷と庭園が一体化したような独特の印象を受けます。縁側に腰を下ろし、清らかな池を悠々と泳ぐ錦鯉を眺めるのも風流そのもの。

1990年11月より約5年間にもおよぶ雲仙普賢岳の噴火。この土石流が海を埋めてできた新しい土地に建設された「がまだすドーム」は島原復興のシンボルでもあります。火山や防災、ジオパークまで、幅広く学ぶことができるほか、子供向けの遊び場やワークショップも充実。

雲仙温泉を代表する観光名所「雲仙地獄」には、大叫喚地獄やお糸地獄、清七地獄など30あまりの見どころがあります。硫黄の香りが立ち込め、地の底から吹き出す蒸気と熱気が辺り一面を覆い尽くす様は、まさに地獄のような光景。キリシタン殉教の舞台になったことでも知られ、殉職碑も建てられています。

〈雲仙地獄足蒸し〉で雲仙温泉の地熱を体感しましょう。「足湯」ならぬ「足蒸し」はかなりレアな体験になるはず。また、〈雲仙地獄工房〉では蒸気を利用した熱々の温泉たまごを食べることができます。冷たいものが飲みたくなったら地元産の「温泉（うんぜん）レモネード」もどうぞ！

日帰り温泉施設を併設する食事処「よしちょう」。新鮮な地元の魚介を使った「ちゃんぽんとにぎり寿司」のセットが一番人気。橘湾の景色と海の幸を堪能しましょう。そして、食事をしていただくと入浴料がなんと無料に！時間に余裕があれば、ぜひ温泉で一汗流しましょう。

小浜温泉と言えば美しい夕日が有名ですが、ここ「日本一長い流れる足湯」を最初に思い浮かべる方も多いはず。100℃を超える豊富な源泉の流れ落ちる迫力の湯棚をお見逃しなく。腰掛け足湯でまったりするもよし、小石が足裏を刺激するウォーキング足湯を楽しむもよし。周囲にあるお土産屋さんにもぜひお立ち寄りください。

橘湾の入り江や千々石海岸、遠く雲仙普賢岳も眺めることができる絶景スポット。長崎特産のじゃがいもを丸ごと蒸して、甘い衣で包んで揚げた名物「じゃがちゃん」のほか、島原半島含む長崎県内の各種お土産が勢揃い。

ちなみにこちらは雲仙温泉郷から長崎シティ方面へのドライブの中間地点にあり、長崎空港、長崎駅の各方面とも、あと約1時間足らずの道のりです。