島原半島 -島原半島公式観光サイト-

CMや映画のロケ地にもなったシマテツ1番の映えスポット大三東駅（おおみさきえき）。駅舎のすぐ真裏一面に有明海が広がり、晴れた日には真っ青な海と空に、鮮やかな黄色いベンチと飾られたハンカチが映え、国内外から多くの観光客が訪れています。

大三東駅からほど近い本多木蝋工業所では、昔ながらの方法で櫨(ハゼ)の実から蝋を作っています。和ろうそくの歴史、文化を学ぶとともに旅の記念にオリジナル和ろうそくづくりや、絵付け体験に挑戦してみませんか。

島原鉄道の主要駅のひとつ。島原鉄道縁の展示物などもあり、シマテツグッズやお土産も販売しています。古風な駅舎で記念撮影をしたら、いざ城下町散策へ出発！

1637年、島原の乱の際、兵糧として蓄えた餅に山や海から集めた具材で作ったともいわれる「具雑煮」。姫松屋では、計13種類もの具材とこだわりのダシで地域伝統のお雑煮を守り続けています。島原の山の幸、海の幸をしっかり堪能しましょう。

お腹いっぱいになったらさっそく城下町散策をスタート。下の丁の町並み406.8メートルが「武家屋敷町並み保存地区」で、水路が当時の姿のまま残っています。山本邸、篠塚邸、鳥田邸の３軒は一般に無料開放されています。当時の武家の暮らしに思いを巡らせてみましょう。

1618年から7年余りの歳月をかけて築かれた島原城。1964年に復元された天守閣ではフロアごとに「キリシタン史料」をはじめ、「郷土資料」「民俗資料」などを展示しており見応え十分。最上階からは島原の歴史ある街並みはもちろん、海の向こうには、熊本の山々までも展望することができます。

島原は古くから水の都といわれていますが、中でも新町一帯は湧き水が豊富で全長100メートルの水路があります。地域住民の方々が、水路を生かしたまちづくりと、子どもたちの豊かな心を育てるために昭和53年に色とりどりの鯉を放流したのが「鯉の泳ぐまち」の始まり。美しい街並みの背景にあるストーリーにも感動を覚えます。

「四明荘」の名は四方の眺望に優れていることに由来します。屋敷の正面と左側面が池に張り出す形となっており、その座敷と庭園が一体となった独特な景観や、清らかな池を悠々と泳ぐ錦鯉を見ていると、旅の疲れを忘れることでしょう。居室棟裏手の池には四つの中島があり、表の庭園とはまた違った趣があります。

源泉掛け流しの大浴場、薬湯、水風呂、サウナなど、さまざまなタイプの湯船を楽しむことができ、地元民にも親しまれる温泉施設。足湯は無料で利用することが出来ます。

温泉でほっと一息ついたら、駅へ戻る途中「ケルン」にぜひお立ち寄りください。喫茶店らしいケーキなどのデザートはもちろん、島原半島の伝統的な冷製スイーツ、かんざらしもあります。白玉粉で作った小さな団子に、蜂蜜、砂糖等で作った特製の蜜をかけたもので、上品な甘さと喉越しのよさが特徴。こちらのお店では、かんざらしのあんみつもお召し上がりいただけます。帰りの電車時刻まで、まったりおくつろぎください。